帰ってきたブログ生活(2nd)

昔→PMDD闘病記 今→書きたいこと何でも書く雑記ブログ

23年3月第2週-気温も心も温かい/たまには小説を読む-

何度も寒波が押し寄せた冬の寒さはどこへやら。まだ3月上旬だというのに桜のつぼみは膨らみ、あまり花がつかなかった庭のパンジーが少し見ない間にプランターからはみ出るほど咲き乱れている。手入れのし甲斐があって楽しいです。

先週書いたブログの新人さんとは仲良しとまではいかないけど、あれから問題なく接している。
職場ではつい最近まで成人した子どもがいる主婦層が多数派だったが、自分も含めて新人さんがどんどん入ったことで年代層が幅広くなった。未婚の人、ずっと地元で暮らしてる人、結婚しこちらに引っ越してきた人、なりたいものがある人、ダブルどころかたくさん仕事を掛け持ちしてあちこち行く人、休みの日に家業を手伝う人…。組織において同年代・同じ境遇の人間だけで固めていると新しいものを受け入れ難く風通しが悪くなると本で読んだのでこれはとても良い傾向だと思う。建前とか時代だからとか関係なく色んな生い立ちや属性の人がいる多様性は本当に大切なのが分かった。今あげた属性は生きていれば変わることだってあり得るものだから人種や性別の多様とはちょっと違うけど。

職場を変えてからこの短期間で自分の物事の考え方がものすごく変わったのを実感している。
ほんの2年前は自分の考えが正しいと本気で思っていたし、実家暮らしのくせにひとりで生きるのが強いと思い込んでいて結婚も出産も女に押し付けられるクソなものだと譲らなかった。現に前の職場では未婚子なしと既婚子持ちでシフトが綺麗に分かれていて何かにつけて「これだから〇〇は」とお互いを軽蔑し合っていた。接客業という労働環境の悪さも相まって憎悪を強く生み出す場所だった。
2年前と変わらない自分だったらその新人さんのことも「あの人の口の利き方無理なんだけど。本当に〇〇って嫌だわ」と100%あちらが悪いような口ぶりで同じシフトの人に愚痴をこぼしていたと思う。
分断を煽っているのは社会のほうなので女同士が争うのは違うと頭ではわかっていたつもりなのに、とても恐ろしい短絡的思考回路をしていた。
前まで自分がクソだと思っていて人生の先輩方が経験した結婚や出産の話を今では興味深く聞いている。私はまだ経験していないからだ。
そんな簡単なものではないし、結婚願望を一度も抱いたことなんかないのに急に「結婚いいな~」なんて思ったりもした(笑)単純すぎる。人の価値観や立場をやみくもに否定し自分だけが正しいと思っていた頃よりも生きるのが楽になったし豊かな人間になれたと思う。
気温が上がって暖かくなったのと同じころに、自分の中にあった他人を拒絶するようにあった分厚く冷たい壁もだんだん薄れていく感じがした。せっかく薄れた壁をまた分厚くしないように気を付けたい。

物の考え方を変えられたのは図書館を利用して読書をするようになったことが大きい。あとは職場を変えた私の運がよかった。
いつも新書か学術書ばかり借りて読んでいるのだが、たまには小説を読もうと気が向いた。新書は章ごとに細かく区切られていてここまで読んだら休憩と目安が分かりやすいのだが、小説には章どころか目次もないのでこの先どうなるかも分からないしどこでしおりを挟んで休憩したらいいか分からないし、何より面白くて一気に読み終えてしまった。小説初心者すぎる。
先日一気読みした小説がこちらです。

カサンドラティータイム(櫻木みわ)」
私が好きな文筆家の栗田隆子さんが同著の「コークスが燃えている」をお勧めしていたので読みたかったのだが、自宅近くの図書館には置いてなかったので新作のこちらを借りてみた(職場近くの図書館にはあったので今読んでます)。
みんなの前では穏やかで良い人と認識されているが、ふたりきりになると態度が一変する男性に振り回される女性2人のお話。
すぐ自分が折れて自分が思っていることを伝えられないまま相手に合わせてしまいがちな私は「結果がどうであれ言葉にして自分の気持ちを伝えることの大切さ」を教えてもらった気がします。「困ってる人を助けたい」作者の想いがそのまま現れているような作風も好みでした。読書本当に楽しいな。


ポケモンGOでは先日ついに念願だった色違いのホウオウをゲットしました。色違いのルギアはポンポン出てくるのにホウオウの色違いは数年かかった。リアルタイムで金版を遊んでいたのでホウオウ派です。

あれだけ欲しかった色違いなのによく見たら色合いがなんか寂しい(笑)個体値も寂しいものに。思い切って寒色ベースにしたらよかったのにね
エピックレイドのレジドラゴは時間を間違えたのもあって1匹捕まえてもういいやってなった。レジエレキでは本気出す。現地参加で入手方法が他にないのにエピックレイドがひとつも発生しない地域があるのはまずいと思うよ。